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■エイベルタスマン国立公園

 ニュージーランドで日本人に最も有名なナショナルパークと言えば、フィヨルドランドか、このエイベルタスマン国立公園だと思う。

 それはニュージーランドの国立公園の中で一番面積が小さいにも関わらず、来訪する観光客が最も多い国立公園であるということもあるが、カヤックで言えば現地でガイドをしている日本人ガイド、リュウ・タカハシさんの影響、トランピングで言えばグレートウォークの一つであるコーストトラックがあるということもあるだろう。

 僕はここのコーストトラックを4泊5日に日程で歩いた後、約2ヶ月後に友人とカヤックをレンタルして1泊2日のショートトリップをすることができた。そのレポートをいつものように細かい詳細を加えながら書きたいところなのだが、既に1年以上前の話になっており、さらに当時の日誌を紛失してしまい(車の盗難による…。詳しくはブログ参照)、曖昧な記憶しか残っていません。
 そこで今回はデジカメのデーターに残った撮影時間を参考にして紙芝居形式で旅の流れを報告したいと思います。
 この方式は、今回だけに関わらず、南島のその他のポイントでのレポートや北島のタウポ湖でもそうしたいと思います。記憶に焼けついている場所に限ってはこの類には含まれませんが、ご理解お願いいたします。


◆エイベルタスマン国立公園での注意点

 エイベルタスマンのコーストトラックの他にフィヨルドランドのミルフォードサウンドトラック、ケプラートラック、ルートバーントラックは人気があるために夏期(10月~3月)には予約が必要(ミルフォードに限っては、半年前ほどからの予約が必要である!!)。通常、Hut(山小屋)に泊まるにはHut Pass(ハットパス)が必要なのだが、それの他に使用の予約をしなければならないことになっている。これはキャンプサイトも当てはまる。これは一日の宿泊人数、入場の制限がしっかり決まっているからで、一度に多くの人間を公園内に入れない為だと思われる。
 いちばん簡単なのはDOCのウェイブサイトから予約するのが一番手っ取り早い(下記参照↓)。
 予約をしたら、当地のDOCのビジターセンターに行って使用許可書を受け取ってそれを必ず携帯して公園内に入るということになる。その為、行き当たりばったりに宿泊地を決めるのではなく、決められたキャンプサイト、ハットに宿泊することになる。その辺がかたっ苦しい印象を受けるが人間だらけの日本の世界自然遺産よりは考えられた方法だと思う。

 シーカヤックの場合、レンタルをするかツアーに参加することになるが、ツアーに参加する場合は問題ないと思うのだが、レンタルする場合はキャンプするキャンプ場はあらかじめ決めて予約しておかなければならない(手順はトランピングと同じ)。これができていないとレンタル会社がカヤックを貸してくれないので注意(ショップの方で予約できるとは思うけど)。